本学における生成系AIの利用について(学生向け)

tiu about the use of generative ai

学生委員会・教務委員会
令和5年9月14日 制定

近年、急速に進化、普及している人工知能(AI)を利用した生成系AIに対する関心が社会的に大きくなっています。入力した質問等にAIが文章を作成し答える対話型ソフト「Chat GPT」が公開されて以来、利用者数は飛躍的に伸びており、本学でもすでに利用している方も多くいるでしょう。

生成系AIは適切に利用すれば、私達の種々の活動を補助し、有益なツールとして期待できます。一方で、その利用に当たっては以下のような問題点やリスクも指摘されています。

  1. 生成物の内容に虚偽が含まれている可能性

    生成系AIは限られたデータで学習して回答します。基本的に、ある語句の次に用いられる可能性が確率的に高い語句を出力することで、文章を作成し、AIにより生成された内容には虚偽、バイアスがかかっている可能性があります。

  2. 個人情報の流出・漏洩等の可能性

    個人情報等の生成系AIへ入力した情報が、意図しないで流出したり、漏洩につながったりする可能性があります。

  3. 著作権を侵害する可能性

    他人の著作物の利用については、著作権法に定める権利の対象となる利用(複製・アップロード)を行う場合には、原則として著作権者の許諾が必要とされています。生成系AIにより作成された文章等の利用には著作権侵害の問題に巻き込まれる可能性があります。

上記に挙げた点を十分理解、注意したうえで、本学における生成系AIの利用に関する留意点を下記に示します。

  • 自身が作成したレポート、課題に関し、著作者として全責任を負っていることを自覚する こと。
  • レポート、課題等への作成過程における生成系AIの利用可否については担当教員の指示に従うこと。
  • 個人情報等は情報漏洩の可能性があるため、生成系AIへの質問や指示に入力しないこと。
  • 著作権を有した画像等の生成系AIへの取り込みは著作権侵害にあたるため注意すること。

本学は幅広い教養、高い倫理観、体系的な専門知識と基本的臨床実践能力、適切な問題解決能力、専門家の職能としてのコミュニケーション能力を身につけた医療人を育むことを教育方針としています。これらを身につけるために、自ら学び、自ら考え、考えたことを表現することへの意欲を惜しまず、充実した学生生活を過ごしてください。

なお、本学における生成系AIの具体的な利用方針については、学内で議論を行い、適宜内容を更新していく予定です。